さっき、ラジオで流れていた曲に聴き入ってしまった。
スガシカオさんの『真夜中の虹』。
---その夜 眠れなくて 君のことを考えた---
スガシカオさんの『真夜中の虹』。
---その夜 眠れなくて 君のことを考えた---
という歌詞から始まるこの曲。
末期がんで闘病中の友人へ想いをよせて書いた曲だそうだ。
末期がんで闘病中の友人へ想いをよせて書いた曲だそうだ。
その友人と向き合ったときに、何もできなかった自分の弱さを
「ナメクジ色の心」と表現している。
その言葉を絞り出すように書いた様子を、
以前NHKのプロフェッショナルで放映していましたが、
平面的な言葉ではなく、誰にも届く言葉を探し、
そして、闘病中の友人を傷つけない言葉を選ぶ。
その作業は、スガシカオさんのような言葉のプロでも難しかっただろうな。
がんを経験した私も、
同病の人にどんな声をかければよいのか、わからない。
今の私だって、まだナメクジ色の心だ。
でも、もしも4年前の私に私が声をかけてあげられるとしたら、
どんな言葉をかけるだろう。
告知されてから、手術を受けるまで、
これからどうなるのか、不安で不安でしかたなかった。
未来がすべて閉ざされたような気がしていた。
だけどこの4年で、
どう生きたいかを考える時間をもらえたと思っている。
そうして、すこしだけ、つよくなれた。
「4年前のわたし、勇気を出して!
死を考えるということは、
どう生きたいかを考えることと同じ。
長生きだけが人生じゃない。
どう生きたいのか考えるチャンスだよ」
誰も知らない世界へ向っていく勇気を
“ミライ”っていうらしい
スガシカオさんの『Progress』より
「ナメクジ色の心」と表現している。
その言葉を絞り出すように書いた様子を、
以前NHKのプロフェッショナルで放映していましたが、
平面的な言葉ではなく、誰にも届く言葉を探し、
そして、闘病中の友人を傷つけない言葉を選ぶ。
その作業は、スガシカオさんのような言葉のプロでも難しかっただろうな。
がんを経験した私も、
同病の人にどんな声をかければよいのか、わからない。
今の私だって、まだナメクジ色の心だ。
でも、もしも4年前の私に私が声をかけてあげられるとしたら、
どんな言葉をかけるだろう。
告知されてから、手術を受けるまで、
これからどうなるのか、不安で不安でしかたなかった。
未来がすべて閉ざされたような気がしていた。
だけどこの4年で、
どう生きたいかを考える時間をもらえたと思っている。
そうして、すこしだけ、つよくなれた。
「4年前のわたし、勇気を出して!
死を考えるということは、
どう生きたいかを考えることと同じ。
長生きだけが人生じゃない。
どう生きたいのか考えるチャンスだよ」
誰も知らない世界へ向っていく勇気を
“ミライ”っていうらしい
スガシカオさんの『Progress』より